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私の一番初めの記憶、それはとても窮屈でそれでいて弾力性がある暗いところを

必死に前に進もうとしています。先には白い明るいものがうっすらと見えていて

とにかく早くここを進まなければならない、あそこへ向かって行かなければと

いう感覚で一所懸命に動こうとしていますがなかなか進まないのです。

何か声がします。私はとにかくその声を頼りに進もうと一所懸命になっています。

これは母の産道を夢中になって出ようとしている瞬間だったのだと思っています。

といいますかそれしか考えられません。そしてこれを思い出したのはつい最近の

出来事です。
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2013.01.30 まえがき
どこから書けばいいのだろうか?

心療内科の先生にはわかりやすく簡単に書いておいてくれればいいよと言われましたが

どうしても今の私の生活状況、精神的な面、いろんなことを考えると私のことを書くだけでは

何故そうなったのか?とまた疑問が出てきてそれに対して説明が必要になってくるからです。

道のりが長くなるかもしれないですが今の私に繋がる周囲の人間(身内)についても書いて

いかなければ理解してもらえないと思ったので書くことにしました。

多分、多かれ少なかれどこの家にでもあるようなことなのかもしれません。

とにかく書き綴ることにします。
昨夜はエバミール無しでも眠ることができました。

高熱だしてたけど(汗)

今朝までぐっすり。昨日のリハビリがかなり効いたな。

転院も言われていたけどなくなったみたい。

もう少しリハビリで入院させてもらえるらしい。

今朝、うつむくと「ぐわ~ん」ってな感じでレルミットが

左腕に抜けてきました!びっくりびっくり。

元々あった症状だったんだけど背中へ真っ直ぐ腰まで電気が

走った感だったのに枝分かれしてはるし...。

おいおい、先週3クールすんだところやのにパルス。

どないすんのよ。再発期ならまた新たに出ても

不思議でもないんだけど。参ったな。

担当主治医は毎日様子を聞きにきてくれるからこういうとき

とても助かる。ズボラする先生もいるんだよ。

毎日、患者の様子見に来るのが当然だろうと私は思うのだけど。

そんで来てくれはったので伝えると「え~っ!でも考えられんことも

ないよね。パルス中なら再燃は考えにくいけどもう終わってるし

今日の血液検査もステロイドは抜けてるしな。とりあえずしばらく

様子みようか。今からMRI造影は予約入れとくから。月変わっても

続くようやったらMRIとってみてみないとね。」ということに

なりました。しかし「はあ~っ。しゃあない。負けてられん。」

昼からはリハビリと言っても整形外科の学生さん達とディスカッション

してもらいたいとのことでお話しました。まあ今までの経緯や

症状などあとは練習台ね。力くらべの。学生さん、遠慮しながらするから

「そんな力弱かったらあかんって。力比べにならんでしょ。遠慮せんで

ええからきちんと技術体得しておくれ!」と叱咤すると側にいた整形外科

リハビリ診察の先生も大笑い。授業はこうでないと。面白く真剣に。

それに難病患者をまともに診る機会なんてそんなにないんだから

こういうときに遠慮しちゃだめです。みんな医者になるために頑張ってる

子供達。この子達の内に秘める可能性がどれだけ素晴らしいものか。

それを考えると必ず協力するのが私の役目です。学生諸君には大いに

頑張ってもらいたいですね。がんばれ!国家試験!
昨日はお向かいのベッドの方がご自宅に用事があるからと言って外出なさいました。その方はお話をすることができません。耳も少し遠く少しフラつきもあるらしいのです。とは言っても日中少しの間だけその方とお話ができます。喉に穴を開けていらっしゃってそこへガーゼが当てられています。多分、「シャント発声法」でお話をできるのだと思います。この方の入院の目的は「口から食物を摂取できる様になること」です。喉に穴を開けているので口から食物を摂取することはできません。「胃ろう」と言ってこれまたお腹の胃部に穴が開いています。そこからペースト上の栄養食を入れて食物摂取されています。元来の原因は「脳腫瘍」です。腫瘍は綺麗に摘出されたのですが腫瘍部位の神経が破壊され咽頭部の神経活動にも影響を及ぼしたと考えられています。「もう1年もご飯を食べてないの…。でもね今年のお正月はお餅も黒豆も里芋のお煮しめもね、ミキサーにかけてここから入れたの。」と笑いながらお腹の「穴」を指差し話して下さいました。話す度に唾液がたまりだんだんお話をしにくそうにされます。また穴が喉に開いているのでどうしても痰がからんだりして苦しくなるのです。何度も詰まらせながらお話をして下さり勉強になりましたが私が1番感心しているのはとても前向きに考えられていることです。「絶対にご飯を口から食べたいの。」当初は無理だと言われたそうですが声帯も傷ていてないし胃カメラの検査をすることができたのだから食べられるハズと言うご自身の意志です。耳鼻科、整形外科、神経内科の先生方の話し合いの結果、リハビリと手術で不可能はないと判断され今回入院となったのです。ますます勇気をいただけます 。
そして外出先から戻られて私のところにメモを書いて手渡してくれた物には「物凄い行列だったから気になって是非食べてもらいたいから…。」とありました。ジャーン ミニヨンシュークリーム

美味しそうでしょ~


早くお向かいさんと一緒にほおばりたいな…そう思わずにはいられませんでした。
むっちゃ嬉しいことがありました!
それは先日このカテゴリーにも
記載しましたが、翻訳の先生が本を
出版されるということでプレゼントに
応募しました。何とその本を頂けました!まだ入院中なのですが今日、母が
持って来てくれました。早速開封してみると先生からのプレゼントメッセージ(これだけでも私にとっては貴重!)と
共にオレンジ色の本が…!

「SOHO 翻訳者の仕事部屋」
まな! 著


「ひゃ~!母ちゃん見て見て~!プレゼントしてくれはったよ。むっちゃ嬉しいわ~!」と興奮してしまいました。
この本はAmazonで1575円で購入できます!2月1日発売されますので翻訳の勉強をしている方はもちろん現在お仕事をされている方にも役立つ情報が満載です。今から予約して是非お手にとって、翻訳のお仕事についての情報や翻訳の勉強の進め方など幅広い知識を深められてはいかがでしょう。「へ~!そうなんだっ!」ってきっと為になること間違い無しですよ
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